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カワセミ会の探鳥会で、沖縄宮古島へ3日間の探鳥に出かけた。
目的はサシバの渡りを見ることであったが、ところ変われば野鳥もまた違った
種類がいる。
初日は、午後到着だったので、与那嶺湾に干潟をシギ・チドリ類を探す。
キアシシギ、ムナグロ、リュウキュウツバメ、アオアシシギ、チュウシャクシギ
などが見れた。暗くなってから大野山林へ行ってリュウキュウミミズクを探した。
鳴き声を聞いたが姿を見つけられなかった。2日目は早朝、地元の人の情報を基にホテル近くの沼へ行き、レンカクを見た。珍鳥だそうで、見れたのはラッキーだった。
地元の人の案内で大野山林へ行きキンバトを探す。キンバトは見つからなかったがズアカアオバトを見つけた。その後池間湿原へ行き、ムラサキサギを見た。これも珍鳥だそうで、逆光だったので、長い首だけが見えた。午後、フェリーで伊良部島へ渡り、ポイントでサシバを待つ。やがて、東の空から雲から湧き出すように次々とサシバが現れ旋回しながら西へ流れて行った。一旦西へ通り過ぎて夕日を背にやってきて木々に降りて休み、翌朝、再び飛び立って行くそうだ。一緒に見ていた人にもっと近くで見れる場所へ案内してもらった。真上をサシバの群れが舞った。壮観である。
夕方まで居たかったがフェリーの時間で明るい内にその場所を離れた。
港で、ダイサギやアオサギに混じって、クロサギがいた。クロサギは全部黒かと
思っていたら黒と白がいる。その両方がいた。3日目も早朝、ホテル近くのゴルフ場を探鳥。赤土の上にムナグロが群れていた。空港への途中で、サトウキビ畑をミフウズラを探しながら廻ったが見つけられなかった。大野山林へ寄ってキンバトを探した。キンバトが現れたがオオコウモリに気を取られていて見損なった。残念!
今回の探鳥会はベテランばかりで、野鳥の話題にはまったく付いて行けず
レベルの差があまりに大きいのにがっくり。
初めて聞く野鳥の名前ばかりで、別世界に入ったみたいであった。
写真も早朝や逆光など厳しい条件での撮影で、ピンボケが多く、
簡単にもう一度行って撮り直しというわけにもいかないので、こちらもがっかり。
しかし、もう一度行ってみたい場所ではある。
抜けるような青空になり、遠矢堀公園というところにサシバの渡りを観測に行った。
公園とは名ばかりの空き地に野鳥の会のメンバーが5,6人来ていた。
サシバは鷹の一種で、秋には南方へ渡って行くが、通過点がほぼ決まっていて
毎年、全国的に観測をしているそうだ。
北東から南西の方角へ渡っていくそうで、ベテラン会員から「サシバだ!」との声に
北東の山の方を双眼鏡で覗く。確かに鷹らしい鳥が数羽、旋回しながらこちらに
向かってきた。その後も数度、通過して行ったが、高い空の上で、動きも早く、
写真には収められなかった。他にも「ハリオヒメアマツバメ」(初めて知った!)
などが団体で旋回しながら通過して行った。
近くにやってきたのは、ノビタキとモズ。これはなんとか写真に撮れた。
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